近年、世界の経済や政治における中国の影響力が拡大し続けており、残念ながら日本は、中国と比較すると影が薄くなってきていると言わざるを得ないのが現状だろう。
 
 中国では一部で「日本はもう三流国だ」という主張も見られるが、中国メディアの今日頭条は29日、中国国内において「日本は経済こそ発展しているが、政治的には小国に過ぎず、周辺国とも協調ができない三流国」という見方があることを伝える一方、このような見方は「完全に間違っている」と伝えた。
 
 記事は、日本に限らず、他国に対して「経済力や軍事力、政治力だけで大国あるいは小国と考えるのは了見の狭い考え方である」と指摘し、軍事力や政治力は確かに国力を構成する要素の1つではあるが、それだけを国力を計る基準としてはならないと論じた。
 
 続けて、新生児死亡率が低く、寿命が長い日本では誰もが平等で質の高い人生を送ることができると指摘、国連開発計画がまとめている人間開発指数でも日本のランキングは世界的に高い水準にあると紹介した。一方、「確かに中国は建国以来、経済面でも軍事面でも非常に大きな飛躍を遂げた」としつつも、それだけで本当に「日本を三流国と蔑むことができるのだろうか」と指摘。
 
 中国はまだ開発途上国にすぎず、中国人の生活水準も日本人に大きく劣っていると指摘し、国民1人1人が本当の意味で豊かな生活ができていないのに、経済規模や軍事力というマクロな視点だけで日本と中国を比較し、日本を三流国と見下すのは「非常に了見の狭い考え方」と言わざるを得ないと論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)