近ごろ、日本の人気ドラマ「深夜食堂」のリメイク版が中国で放送開始されたが、残念ながらオリジナル版の人気とは裏腹に評判は今一つだという。中国メディア・今日頭条は29日「日本の屋台文化こそ、まさに深夜食堂だ」とする記事を掲載した。
 
 記事は「日本のドラマを日常的に見る人は、日本の屋台に深い印象を持っているはずだ。暑い夏にはラーメンとビール、寒い冬には焼酎を飲みながらおでんをつつく。これこそ真の深夜食堂だ」とし、多くの人が日本に行ったら体験してみたいと思っている文化であると説明した。
 
 そのうえで、「日本から帰ってくる観光客の大部分は『日本のドラマに騙された。屋台なんてそもそもないじゃないか』と文句を言う」と紹介。都市の発展に伴って路上の屋台は交通や治安上、そして景観上の問題から大部分の都市でほとんど姿を消してしまい、今では夏祭りなどで、たこ焼きやかき氷といった屋台を見かけるぐらいであると伝えた。
 
 一方で「依然として路上に多くの屋台が並び、『屋台文化』で知られる街がある。それは、福岡だ」とした。福岡の中心地には今も100軒あまりの屋台が営業しており、博多区の川沿いではさまざまな屋台がずらりと並んでいると紹介。暖色系の灯りの下で知り合いどうし、そして見知らぬどうしも酒を酌み交わしながら大いに話の花を咲かせるのだとしている。
 
 博多の屋台は外国人観光客のみならず、日本人にとっても非常に魅力的な場所だ。しかし、夜の屋台文化は決して日本だけのものではない。台湾の夜市はとても賑やかで美味しい食べ物が揃っているし、大陸でも食堂の外に並んだテーブルでビールを飲みながら串焼きなどを食べる風景は実に味があるものだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)