日本の社会では「空気を読む」ことがしばしば求められる。しかし「空気を読む」ことで成り立っているのは日本人どうしの関係のみであり、国際的なコミュニティで空気ばかり読もうとすれば「あいつは何を考えているのかさっぱり分からない」と言われてしまう。自己主張ができなければ、いつまでたっても分かってもらえないのだ。

 中国メディア・今日頭条は27日「何を考えているのか分からない日本人を、中国人上司はどうやって管理したらいいか」とする記事を掲載した。

 記事は「ますます多くの中国企業が日本人従業員を雇用し始めている。日本人は品質管理や技術研究といった分野に長けているが、一方で米国メディアの統計では、79.3%の管理職が、日本人部下の考えが分からないと答えているという」と紹介した。そのうえで「日本人の商業理念は信頼の上に成り立っている。日本人の従業員を管理するにはまず、彼らの価値観に沿って信頼を得る必要がある」としたうえで、ポイントを3つ挙げて解説している。

 まずは「日本人は叱責されればされるほど強硬になる」というもの。日本人の多くは「自分の努力を見て評価をしてくれる上司」を理想としているほか、会社から認められることが最高の幸せだと考えていると説明。それゆえ「叱責するよりも、仕事ぶりを褒めてやるほうが、彼らの忠誠心を引き出すことができる」とした。

 次に「仕事においてできる限り日本語を使うこと」を挙げた。記事は、日本人は外国人が日本語を学ぶことの難しさを良く知っているため、外国人上司が日本語を話すとたちまち敬意を抱くとし、流暢に話せなくても「よし」、「すごい」といった日本語を発するだけで、日本人従業員の態度が変わってくると伝えた。

 さらに、日本人が創造性に欠ける理由は規則に対する過剰な崇拝や、終身雇用制に対する依存があると説明。そんな日本人を上手に動かすには「可能な限り職責を明確にし、個人の長所と短所、力量を把握すること。そして、ポジティブな評価を与えることで、帰属感を持たせること」が必要であると論じている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)