中国では自動車を購入するにあたって、安全性を重視する消費者が大半だが、その安全性を確かめる際に自動車のボディを手で押してみて凹むかどうかで判断する人がいる。鋼板が凹む場合、それは「鋼板が薄いため」であり、鋼板が薄いことは「安全性に劣ること」と誤解する中国人も残念ながら存在するのだ。
 
 中国メディアの今日頭条は22日、友人が所有する日系車を修理のためにディーラーに持ち込んだという中国人の手記を掲載し、「日系車がいかにしっかりと、頑丈に作られているかが分かった」と伝える記事を掲載し、中国国内で誤解されている「日系車は手抜きが多い」、「日系車は安全性に劣る」という主張はデマであることが分かったと伝えている。
 
 記事は、中国では「日系車は鋼板が薄い」、「日系車にはリインホースメントが装着されていない」といった誤解が広まっていると伝え、こうした誤解を信じる人と信じない人の派閥のようなものもできていると指摘。ちなみにリインホースメントとはバンパーの内部に設置され、剛性を高めるための部品だ。
 
 一方、この中国人の友人が所有するトヨタ・ハイランダーが事故を起こしたため、修理のためにディーラーに持ち込んだところ、「頑丈なリインホースメントがしっかりと設置されていたのが確認できた」と紹介。非常に強度の高い合金であり、バンパーと一緒になって衝突のエネルギーを吸収する役割をしっかりと担っていたと論じた。
 
 さらに、「ハイランダーの品質は高い」と以前から耳にしていたというこの中国人は、「修理の過程を見学したことがきっかけで、各パーツの作りや頑丈な構造を確認することができた」と伝え、多くの中国人がハイランダーの品質を評価するのも「納得できた」と指摘。さらに、中国国内において日系車の安全性を批判する主張があるのは「やはりデマ」であり、「容易に信じてはいけないことが分かった」とし、日系メーカーは「非常に良心的な車作りを行なっている」と伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)