先日、JR鎌倉駅にある自動改札の天井に作られたツバメの巣に対する駅員の「神対応」が日本国内で話題となったが、台湾でもこの件が紹介された。台湾メディア・東森新聞雲が23日報じた。

 記事は「日本のJRの駅はとても優しい。動物の保護を優先して考えている」としたうえで、鎌倉駅が天井にできたツバメの巣を守るために真下の自動改札レーンを閉鎖したことを紹介。「観光客にちょっとした不便を強いることになるが、それでもツバメたちを守ろうとしたのである」と伝えた。

 そして、閉鎖した自動改札機の両側には「つばめ子育て中 優しく見守ってください」と書かれた紙が張り出されたことを画像で紹介したうえで「実は天井のツバメが落ちてこないように、そして利用客にツバメのフンがかかるのを憂慮したため、駅はこのような措置をとったのだ」と説明している。

 記事は「雛が成長して巣立つのを待って、この改札機は利用を再開するという。日本のネットユーザーからは人と動物のいい関係に感動した、巣が取り除かれないでよかった、雛にはすくすくと育って欲しいといったコメントが寄せられた」と紹介している。

 邪魔だからといってツバメの巣を取り除かず、暖かく見守る駅の対応は動物に対する優しさの表れであるが、そこには利用者への配慮も垣間見える。中国や台湾をはじめとする外国人観光客が多く訪れる観光地・鎌倉で生まれた「人にも動物にも優しい対応」は、期間限定の注目スポットになりそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)