台湾メディア・東森新聞雲は20日、台北で日本人観光客ばかりをターゲットに窃盗を繰り返していた大陸人の男2人が現地の警察に逮捕されたと報じた。
 
 記事は、先日台湾の捷運(地下鉄)で日本人観光客が窃盗の被害に遭う事件が2件発生したと紹介。同市内の寧夏夜市でも同様の手口の日本人をターゲットにした窃盗事件が発生しており、警察当局が捜査を実施したところ、50代の大陸籍の男2人が容疑者として浮上、18日に2人を逮捕したと伝えている。
 
 調べに対して容疑者の男2人は「1、2カ月に一度2週間ほど台湾に滞在している。大陸で茶葉を売っており、台湾で調査を行っている」と供述しているが、手提げ袋やリュックサックを携帯した日本人の後をつけ、駅構内のエスカレーターや駅の混雑時にファスナーを開けて中から貴重品を盗み取る様子が監視カメラに映っていたとのことだ。
 
 記事によると、警察の捜査時、男らは20万円の日本紙幣を所持していた。監視カメラの映像を見せられてようやく観念したとのことだが、被害者の数が多く、被害総額ははっきりとわかっていないという。記事は、2人が両岸人民関係条例違反および窃盗の疑いで地検に身柄を移されたと報じている。
 
 日本人ばかりをターゲットにしていた理由は不明だが、他の外国人観光客よりも警戒心が弱いことに付け込んだ可能性も考えられる。海外を旅行する際にはくれぐれも身の回りの荷物に最新の注意を払った方がよさそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)