中国メディア・今日頭条は19日、日本旅行で感じ取った、日本の細かい部分への配慮について紹介する記事を掲載した。
 
 記事は「細かい部分への配慮の体験は、日本の国土を踏み入れた瞬間から始まった」とし、関西国際空港のトイレでのエピソードを紹介。「トイレの洗面台が、水と液体せっけん、乾燥機が一体になっていた。このようなデザインにより、洗面台の水滴が他の場所に落ちて汚染が起きないように最大限保障されているのだ。そして、トイレの入口には中国語、英語、日本語、韓国語の4カ国語で『トイレの清掃は行き届いていましたか』というフィードバック装置が設置されている」と伝えた。
 
 また、宿泊したホテルの至る場所に空気清浄機が置かれていたことについても言及。「日本の空気ははるかに中国より優れているのは、四方を海に囲まれた地理的な理由のほかに、人為的に環境を保護してきた結果なのだ。ホテルに入ったら、ロビーと各階の公共スペースに空気清浄機が置いてあった。こんなに空気が良いのに、さらに浄化する必要があるのかと感慨を禁じ得ない」と評している。
 
 記事はさらに、バスでの移動中に立ち寄ったサービスエリアにあった、種類別のゴミ箱について紹介。特にペットボトルの捨て方についてガイドから「3ステップある。1ステップ目は表面のプラスチック包装をはがしてゴミ箱に入れ、2ステップ目は水でボトル内をきれいに洗う。そして3ステップ目で洗ったボトルを別のゴミ箱に捨てるのだ」との説明を受けたことを紹介した。
 
 そして、「サービスエリアが本当に優れている点は、エリア自体が小型の避難所になっていることだ」と指摘。「屋上には太陽光発電装置があり、建物の裏には雨水の浄化装置がある。建物は避難者を風雨から守り、売店は避難者に食べ物を提供する。地震が多い日本では、可能な限り防災減災の要素を公共設備デザインに盛り込んでいるのだ」と解説している。
 
 記事はこのほかにも様々な事象を挙げて、日本における細かい部分への配慮ぶりを紹介している。中国のネットユーザーからは「近年中国は急速に発展しすぎた。ちょっと落ち着く必要がある」、「国の発展ぶりは、高層ビルではなく、細かい部分や人への思いやりに現れるもの」といったコメントが寄せられた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)