日本社会で暮らすうえでは「周囲に合わせる」、「相手の気持ちを考える」、「空気を読む」ということが求められがちだ。こうした日本独特とも言える文化は中国でもその存在が知られている。
 
 中国メディアの今日頭条はこのほど、日本社会にはさまざまな「配慮」があって一見暮らしやすそうだと伝える一方、日本人は「なぜ幸福でないように見えるのだろうか」と疑問を投げかける記事を掲載した。
 
 記事は、日本は高度に「同質化」が進んだ国であり、多様性に欠ける日本は「多くの国民に共通点が数多く存在する」と指摘。そのため、日本では言葉を使用しなくてもコミュニケーションが取れると伝える一方、「空気を読む」ことができない場合は逆に不信感や各種問題をもたらしかねないことを指摘した。
 
 続けて、世界各国と比較した場合、日本は治安が良く、清潔で、自然も多く、教育や医療の水準も高いため、「非常に良い国」と言っても過言ではないと指摘する一方で、未来に希望を抱けず、孤独な人が多い日本人は「決して幸福には見えない」と主張。
 
 さらに記事は、人口減少が進む日本社会が抱える重大な問題の1つが孤独であり、その孤独をもたらしている要因の1つが「空気を読むことでコミュニケーションが取れる」という日本社会の独特さだと指摘。本来、人と人の距離は非常に近いとしながらも、日本人は言葉でコミュニケーションをとることが苦手であるため、「非常に良い国」でありながらも人びとは孤独なのだと論じている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)