中国の食文化において食材をナマで食べることは少なく、どのようなものでも火を通して食べるのが一般的だ。だが近年は中国でも日本料理を手軽に食べることができるようになり、刺身なども中国人にとっては身近な料理になってきているようだ。
 
 中国メディアの一点資訊はこのほど、北京市や上海市をはじめ、都市部では近年、日本料理店が増加し続けていることを伝え、「新鮮で健康的な日本料理はホワイトカラー層やファッション感度の高い消費者に受けている」と紹介している。
 
 記事は、日本料理店はまず「高級ホテルの中にある料理店」として中国に進出したため、中国では「日本料理といえば高額で、量が少ない」というイメージが定着していると紹介。だが近年は中国経済の発展に伴い、人びとの健康志向も高まっていて、脂っこい中華料理を食べ飽きた人びとが日本料理を好むようになってきていると紹介した。
 
 また、かつて香港が急激に経済成長を遂げた際、香港に日本料理店が急激に増えたのと同じように、北京市内における日本料理店はもはやホテル内だけにある存在ではなく、街中にも随分増えていると指摘。こうした日本料理店のなかには中国人が経営する日本料理店もあれば、日本人が経営する店もあり、なかには日本で中華料理店を経営していた中国人が日本人調理師を連れて中国へ帰国し、店を開くというケースもあることを伝えた。
 
 さらに記事は、北京市では2016年までに日本料理店の数が1500店を超え、毎年150店ほど増えているという「中国餐飲報告」の統計を紹介。北京では近年、日本料理が「流行」していると言っても過言ではない状況だと伝え、「経済発展によって人々の食事に対するニーズも変化し、新鮮で健康的な日本料理はホワイトカラーやファッション感度の高い消費者に受けている」と伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)