日本の食文化に弁当は欠かせない。毎日学校や会社に持っていくお弁当、遠足やピクニックに持っていくお弁当、コンビニやスーパーで売られているお弁当、そして鉄道文化と融合した駅弁・・・。日本の弁当は、実に奥が深いのである。
 
 中国メディア・今日頭条は11日、日本の弁当文化を紹介する記事を掲載した。記事は「世界のどの国を見ても、日本ほど手が込んでいて栄養が豊富な弁当を見つけることはできない。弁当は日本の伝統文化の一種であり、まるで芸術品のような弁当には、日本料理の伝統的な特色が端々に表されている。そして、弁当文化は庶民の日常生活に深く根ざしているのだ」とした。
 
 そのうえで、日本の弁当文化に関する3つのトピックを紹介。まずは食材の調理方法についてだ。「調理方法は一般的に煮る、揚げる、生食を主体とする。魚は焼き魚が大多数だ。これらの調理方法は汁気をあまり出さずに済み、持ち運びしやすいうえ、弁当の見栄えも保たれる」と説明している。
 
 続いては、弁当と社会との関係性について言及。「日本の学校や職場は昼休みの時間が短いために外食をする時間的余裕がない。そこで多くの人が簡便で節約につながる弁当を選ぶのだ。そして、一般的に妻や母が心を込めて栄養に満ちた、見た目も良い弁当を作るのである」とした。
 
 そして最後に、弁当作りが子どもの成長にも役立っていることを紹介。「女の子たちは幼稚園のころから弁当作りに触れ、小学校、中学校、高校と成長する過程で料理を学んで行くのだ」と紹介している。
 
 日本人はお弁当に対して並々ならぬ愛着とこだわりを持っている。そのこだわりは中国のネット上でしばしば取り沙汰される日本の駅弁文化にも表わされている。この差は、そう簡単には埋まらないことだろう。(編集担当:今関忠馬)