世界中に張り巡らされている華僑のネットワークは、われわれの想像をはるかに超えるほど充実している。世界の大概の国には中華系住民が存在し、それに伴って中華料理も世界各地に広がっているのだ。もちろん日本も、その中の1つである。

 中国メディア・今日頭条は8日、日本料理が中華料理よりも世界的に評価されているとの情報に対する日本のネットユーザーの反応を紹介する記事を掲載した。

 記事は、以前中国のネット上で紹介された文章を見た日本のネットユーザーのコメントを紹介。文章には、ある国際団体が実施した世界の食に対する国際世論調査で、中華料理に対する評価が低かったこと、一方でミシュランガイドには日本のレストランが多数掲載されていること、そして、両者に対する評価の差を生んでいる背景について書かれていた。

 そこでは「安全性」、「素材を生かす」、「余白にこだわる」、「細部にこだわる」という点で日本料理が中華料理よりも世界的な人気を集めているとの論理が展開されている。

 記事は、この文章に対して日本のネットユーザーが「中国はとても謙虚だ」、「中華料理はとても人気がある」、「中華料理は世界どこにでもあるし、クオリティが安定しているではないか」、「世界的にスタンダードになっているから評価されていないように見えるだけ。かーちゃんのメシみたいなもの」といったコメントを残したことを伝えている。

 「日本料理も世界に誇るレベルではあるが、やはり世界的な知名度や普及度では中華料理が一番だ」という日本のネットユーザーの態度に、中国のネットユーザーからは「そこが日本人の民度の高さ」、「日本人の態度は、尊敬に値するライバルと感じさせるものだ」、「日本人の恐ろしいところでもある」といった感想が少なからず見受けられた。

 日本料理には日本料理の素晴らしさや長所がある。そして、中華料理にも優れた点がたくさんある。それは世界各国のどの料理にも言えることだろう。中国にはわれわれが知らない食文化や料理がまだまだたくさん眠っているはずだ。なにしろ、日常のあいさつが「飯食ったか?」の国なのだから。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)