次々と新商品が発売されるスマートフォン業界では、消費者への入念なリサーチをもとに新たな需要を開拓し、それを商品開発に反映させている。こうした日本の商品開発の産物として、日本メーカーのスマホには防水機能が備わっていることがある。

 最近は中国や韓国のメーカーも防水機能を備えたスマホを投入するようになったが、中国人から見ると「防水機能の目的や用途」がよく分からないようだ。中国メディアの安卓網はこのほど、「なぜ日本メーカーのスマホには防水機能がついているのか」という記事を掲載した。

 記事は、ここ数年で中国や韓国のメーカーが一部モデルに防水機能を搭載しているが、こうした動きは「みなここ2年のこと」であると指摘。それに比べて日本メーカーのスマホは数年以上も前から防水機能を搭載しているとし、当時の海外メーカーが防水機能を重視していないなか、なぜ日本のスマホは放水機能が付いていて、「なぜそもそも防水機能を搭載させようとしたのだろうか」と問いかけた。

 続けて、その答えは「女子のニーズに答えたのだ」とし、これは決して大げさに話を歪曲したのではないとしている。消費者調査を通じて、多くの日本人女性が入浴中にスマホを使用する習慣があることがわかり、そのニーズを商品に反映させたのだと説明した。中国では一般的に家庭で浴槽に浸かる習慣がないゆえに、風呂場にスマホを持ち込み長時間過ごすことの意味が理解し難いのだろう。

 直接水の中に入れないにしても、湿気のある場所で通話したり、メールしたりすればスマホを傷めることにことになるゆえに日本メーカーはスマホに防水機能を搭載させたのだとし、「決して雨の中で濡れながら通話をするのが好きだからではない」とした。

 ここまで説明しないと理解できないほど、中国人にとって日本人の女性の多くが入浴中にスマホを使用する習慣が理解できなかったようだ。では逆に中国ならではの機能がスマホに搭載されるとしたらどのような機能になるのか興味が湧いてくる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)