家の内装やデザインは各国によって大きく異なるものだ。家族や一族の拠り所である「家」は中国人にとって非常に重要な存在であるため、家をいかに快適な環境にするかという点について大きな関心を抱く中国人は多い。

 中国メディアの一点資訊はこのほど、日本人の「家の内装」について紹介する記事を掲載し、「日本人はシンプルでありながら、伝統的な内装を現代風にアレンジした内装を好む傾向にある」ことを伝え、海外文化ばかりを追いかけ、自国の伝統文化を捨て続ける中国は反省しなければならないと論じている。

 記事は、日本風の内装は「1つの空間を目的別に切り分ける」のが特徴だと伝え、中国に住む日本人の家の内装写真を掲載。中国国内のマンションはスケルトン渡しが一般的であり、購入者が内装を自ら業者を手配して行うのが普通だ。記事が紹介している日本人の家も、もともとはスケルトン状態だったものを、日本人が日本人の感覚で内装を施したものだと考えられる。

 写真を見てみると、木材をふんだんに使用した内装と家具には一体感が感じられる。記事は、「日本人の家の内装は色を少数で統一しており、シンプルでありながら安息の空間に仕上がっている」と指摘。また、中国で暮らしていながらも、畳や風鈴といった和のアイテムも取り入れられており、「異国で暮らしながらも自国の文化を大切にする精神は中国人にとって学ぶに値する」と論じた。

 続けて、中国人から見た「日本風」の内装には「むき出しの金属が少なく、木材など自然のものが多く、自然と一体化を目指す精神」が感じられるとし、中国人からしても「非常に居心地の良さそうな家」に見えると指摘。なぜなら、日本風の内装には「心の落ち着き」が感じられるためだと主張し、「中国の古典文化は日本に生きていると言われるが、日本人の内装からもそれが感じられた」と伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)