世界一の人口を誇る中国だが、インドの人口も13億人に達しており、中印両国は同じアジアで発展を遂げる国として互いにライバル視するところがあるようだ。中国メディアの今日頭条はこのほど、中国を訪れたインド人から見た感想をまとめた記事を掲載した。

 中国からすると、やはりインドの人口の多さは脅威になるようで、今は大きな差があるとしても経済発展の勢いが増せば中国を上回るのではないかという印象もあるようだ。しかし、記事は実際に中国を訪れたインド人は中国高速鉄道を見ると衝撃を受けると伝え、「中国高速鉄道に乗ったインド人は、インドは中国を超えているという妄言を口にしなくなる」と主張した。

 続けて、中国高速鉄道は今や世界最先端の水準にあり、広大な国土において都市間を短時間でつなぎ、中国国民に非常に利便性の高い交通手段となっていると主張したほか、世界に対しては「名刺的存在」として中国の発展と成長を示す存在となったと主張した。

 さらに記事は、インド国内における鉄道の写真も掲載。多くの乗客が列車の屋根にまで乗っている様子を写した写真と、中国高速鉄道の一等車両の車内の写真を比べて、「インドは中国を目標として30年後に中国のような奇跡が起きることを望んでいる」と主張した。

 記事によると、インドでは中国を技術面で追い越したとする報道もあるようだが、実際に中国の技術を目の当たりにすれば「そうした報道のすべてが滑稽なことだとわかるはず」とし、鉄道だけを見てもインドが中国を追い越すには「どんなに頑張っても30年以上は必要だ」と結んだ。

 中国は日本に対して激しいライバル心を抱いているが、インドは人口の規模でも中国と大差ないうえ、中国はインドとも領土をめぐって対立しており、近年は経済発展も著しいため、中国からすればインドも日本同様に看過できないライバルに映るようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)