愛知県の万博会場跡地にスタジオジブリのテーマパークを建設する計画であることがこのほど報じられた。ジブリファンの多い中国にもすぐにこの情報が伝わり、ファンたちは大いに歓喜したようだ。

 ジブリの世界が一堂に会するであろう「ジブリランド」の完成も楽しみだが、日本には作品のモチーフになった場所が少なからず存在する。中国メディア・今日頭条は2日、「25元(約400円)で『千と千尋の神隠し』の世界を味わえる」として、愛媛県松山市の道後温泉本館を紹介する記事を掲載した。

 記事は「日本に温泉は数あれど、歴史ある温泉を楽しみたいのであれば四国は松山に来なければならない。ここの道後温泉は日本最古の温泉とされているが、重要なのはわずか410円の入場料で楽しめてしまうことだ」と紹介。3000年あまりの歴史を持ち、かの聖徳太子もこの地を訪れたと説明した。

 そして、「道後温泉の名は聞いたことがないかもしれないが、宮崎アニメの『千と千尋の神隠し』を見た人であれば、その『油屋』のイメージを抱くことだろう」とし、道後温泉が「油屋」の原型であるとしている。

 また、日本唯一の皇室専用浴室「又新殿」があり有料で拝観できること、上階の休息所も料金を支払えば利用できることを紹介するとともに、道後温泉が市民の日常的な憩いの場になっており、浴衣姿の日本人を見ることもできると伝えた。

 昼間の佇まいも味わい深いが、空が暗くなって灯りがともった夜の道後温泉本館の姿がやはり美しい。「千と千尋の神隠し」のイメージを抱いて道後温泉を訪れるなら、やはり夜の景色も見ておきたいところである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)