2016年6月16日にグランドオープンした上海ディズニーランドはまもなく開業1周年を迎える。プレオープンの際、人気のアトラクションは最長5時間の列ができるほどの人気だったが、現在はどれだけの賑わいなのだろうか。

 中国メディアの杭州網は31日、開業1周年を前に上海ディズニーランドを取材したことを伝え、「アトラクションの故障」や「トイレではない場所で用を足す客がいる」といったトラブルが今なお起きていたと伝えている。

 報道によれば、記者が上海ディズニーランドを訪れたのは5月中旬の金曜日だ。中国のネット上では「上海ディズニーランドはすでにガラガラ」という噂があったというが、実際は人気のアトラクションは待ち時間が100分に達するほどの客入りだったと紹介。しかも、当日は朝から雨が降っていたというなかでの「待ち時間100分」であることから、そこそこの客入りだったことがうかがえる。

 しかし記事は、アトラクションの待ち時間が長いため、列の途中で尿意をもよおす客が続出していたと伝える一方、せっかく並んだ列から抜けることを嫌い、「その場で子どもに小便をさせる客が依然として見られた」と紹介。夏を目前に上海では気温が上昇していることを指摘し、「トイレでない密閉された場所で小便をすれば、嫌な臭いがあたりに立ち込めてしまうではないか」と批判した。

 続けて、上海ディズニーランドが直面している問題として、「列に並んでいる人たちに対し、著作権違反のグッズを売りつけようとする人がいること」を挙げたほか、5月14日にはジェットコースターのような形式でレール上を走る人気アトラクションが客を乗せて走行中に停止するというトラブルも起きていたと紹介。

 これに対し、上海ディズニーランド側から故障の原因は発表されなかったと伝えつつ、電話で取材したところ、停止したアトラクションに乗っていた客に対して謝意を示す一方で、「設備の故障は偶発的なものであり、テーマパークで偶発的にトラブルが起きるのは正常なこと」という回答があったと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)hancess/123RF.COM)