日本を初めて訪れる中国人の多くが、その旅程のなかで東京を訪れる。東京は日本最大の都市であり、その発達ぶりに驚く中国人は少なくない。

 だが、中国メディアの今日頭条はこのほど、「高層ビルの数や地下鉄など、ハード面では中国国内の都市も東京と遜色ない」と伝えつつ、中国が本当に学ぶべきは「ソフト面にある」と伝えている。

 記事は、「日本の清潔さはもはや説明不要」であるほど、中国人に広く知られていることを紹介し、その清潔度合いは欧米の先進国も含めて世界有数の水準にあると指摘。一方、都市の規模やハード面を見れば東京も北京も上海も大した差はないとし、それだけ北京も上海も発達していると指摘した。

 さらに、都市のハード面だけを見れば、「中国の地方都市も東京と遜色ない暮らしができる」と指摘する一方で、真の意味で差があるのはハード面ではなく、ソフト面にあると紹介。清潔さもその1つであり、公共交通機関が時間どおりに運行されていることもその1つだとし、資金を投じれば現代的な都市は建設できるものの、その都市に住む人びとがいかに快適な生活を送れるか、その運営面にこそ日中の差があるとの見方を示した。

 記事が指摘しているとおり、確かに上海や北京は東京と遜色ないほどの発展を遂げている。だが、深刻な大気汚染や交通渋滞など、自然環境や都市運営という点から見れば、東京をはじめとする日本の都市のほうが住みやすいというのは間違いないだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)