世界卓球選手権の個人戦が29日、ドイツのブリュッセルで開幕した。日本では4月に行われたアジア選手権で優勝した平野美宇選手に大きな注目が集まっているが、それは中国でも同様であり、中国人選手の平野選手に対するリベンジを期待する声が高まっている。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、中国卓球チームは平野選手を「ターゲットに定めた」と伝えつつ、英国やドイツのメディアが平野選手についてどのように報じているかを紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、日本国内では「組み合わせ抽選会の結果、中国選手と準決勝まで対戦しないで済むのは平野選手にとって幸運」との報道があり、そのまま優勝も不可能ではないとの見方があると紹介。順当に勝ち進めば、平野選手は準決勝で中国の丁寧選手と対戦すると伝え、果たして平野選手は「丁寧選手による防衛線を突破できるだろうか」と疑問を投げかけた。

 続けて、英国メディアのinsidethegameが「丁寧選手はリオ五輪の金メダリストであり、今大会でも優勝候補の1人」であると伝える一方、中国選手を除けば「もっとも優勝に近い選手こそ平野選手」と報じたことを紹介した。

 また、世界選手権の開催地であるドイツでは「平野選手がアジア選手権で優勝したことは中国に巨大な衝撃をもたらし、平野選手は中国が認めざるを得ないほどの実力を持つ」と報じられたと紹介。また、準決勝で丁寧選手と対戦する可能性があることに対し、「心理的にも年齢的にも、平野選手の方が優位」との分析もあると伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)