3月末に開幕したプロ野球は、間もなく交流戦に入る。これから暑くなってくるに従い、ナイター観戦に最も適した時期を迎える。そして、野球観戦に欠かせないのが生ビールと、その売り子たちの姿だ。

 中国メディア・今日頭条はこのほど、日本の野球場で働く女性の売り子について紹介する記事を掲載した。記事は「日本で野球を見るさい、ファンにとってはビールやおつまみが欠かせないアイテムである。これも日本の野球文化の一部分になっている」と紹介。そして、スタンドを何度も上り下りしながらビールやおつまみなどを売る女性の売り子たちが「選ばれし者」たちであると伝えた。

 特にビールの売り子は大きなタンクを背負ってスタンドを行ったり来たりするために非常につらい仕事であり、その分報酬も多くなっていると説明。日本の球場では様々なブランドのビールが売られており、1試合に配備される売り子の数も100人は下らないとしている。また、スタンドで売られるビールやおつまみには目立つところに金額が書かれていることについても併せて紹介した。

 記事は同時に、実際に日本の球場で働いている女性の売り子たちの写真を20枚以上掲載している。その多くの売り子たちに共通しているのは、膝が黒く汚れていることだ。これは、客と同じ目線に立って商品やお金のやり取りをすべく、売り子たちが何度もひざまずくことによってできるものである。

 この「黒い膝」を見た中国のネットユーザーたちからは、売り子に対する賞賛やリスペクトの言葉が次々と寄せられた。「彼女たちは頑張ってお金を稼いでいる」、「すごく大変なんだろうね。髪の毛が汗で濡れている」、「こんなに一生懸命に働く女の子たちを、大いにリスペクトしなければ」、「まさにプロ精神。簡単なことじゃない」などといったコメントが並んでいる。

 球場へはもちろん野球の試合を見に行くのだが、自分の横や前を元気に何度も行ったり来たりし、笑顔を絶やさない売り子たちを見ていると、こちらまでなんだか元気になってくる気がする。そして景気づけにまた1杯飲みたくなるのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)Sean Pavone/123RF)