博多ラーメンの有名店・一蘭が6月15日、台湾・台北の店舗をオープンさせる。日本のラーメン好きの台湾っ子は「日本に行かずに名店の味を楽しめるようになる」と喜んでいることだろう。台湾メディア・聯合新聞網は19日、一蘭の台湾出店で現地の「ラーメン大戦」が再び白熱化しそうだと伝えている。

 記事は、台湾における日本式ラーメンの歴史について紹介。約20年ほど前、ある日本のテレビ番組がきっかけで多くの台湾人が日本に赴き日本のラーメンについて学び、台湾に帰ってオリジナルのブランドを作って店を展開したのが第1段階だという。

 そして、第2段階は5年ほど前から起きた。今度は代理店形式あるいは直営形式によって日本のラーメン店がそのまま台湾に進出するようになり、一風堂、山頭火、凪、花月嵐、屯ちん、麺屋一燈などといった著名店が続々とやって来たとのことだ。

 この2年ほどは市場の注目が丼飯へと移っていたようだが、記事は「一蘭と4月にオープンした蔦によって、再び台湾で日本ラーメンブームが巻き起こりそうだ」としている。そのうえで、一蘭、一風堂、花月嵐、麺屋一燈、屯ちん、凪についてそれぞれスープや麺の特徴、味について詳細に解説した。一蘭について、独特の注文システムや替え玉システム、「味集中カウンター」についても言及した。

 日本の有名ラーメン店の相次ぐ台湾出店は、台湾における日本のラーメンや日本食に対する人気や関心の高さを示すものと言える。台湾にもともとあるおいしい麺料理と相まって、現地の麺文化はさらに奥深いものになることだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)