おしゃれで便利で、見ているだけでも楽しくなってくる日本のデパ地下。有名スイーツ店や、彩り豊かな総菜、弁当、お土産などが並ぶ、日本ではおなじみの光景だが、中国人は日本のデパ地下を羨望の眼差しで見ているようだ。中国メディアの今日頭条はこのほど、日本のデパ地下の魅力について議論する記事を掲載した。

 日本を訪れる中国人旅行客の多くが百貨店で買い物を楽しんでおり、デパ地下を興味本位で訪れる中国人旅行客も増えている。中国にも百貨店は存在するが、日本のデパ地下には中国のデパ地下とは大きな違いがあるという。

 記事は、日本のデパ地下についての中国人から見た魅力を紹介している。ある中国人ネットユーザーは、日本のデパ地下を「美食の天国」と形容し、作りたての寿司、天ぷら、チャーハンなど多種多様なお惣菜が並び、チョコレートなど各種スイーツの専門店が並ぶ光景は「まさに天国」であると称賛した。中国では日本のように美味しいスイーツが充実しているとは言い難いのが現状だ。

 また、日本のデパ地下では「どれもおいしそうで目移りしてしまい、買った後にもっとおいしそうなものを見つけてしまうこともある」と、自身の経験からその魅力を伝えるユーザーもいた。料理は温かくてしかるべきと考える中国人にとって、出来立てというのは魅力的なのだろう。また、デザートの種類が似たり寄ったりの中国では、チョコレートなどの専門店はまだまだ珍しい存在なのだろう。

 他にも、日本のデパ地下を経験したことのあるユーザーからは、「新宿でデパ地下に行ったけれど、誘惑がすごかった。全種類制覇したかった」などと、忘れられない体験になった様子が伝えられた。中国では、「1階の入り口はどこも宝石店と化粧品店」と不満げなユーザーがいたが、この点は日本の百貨店は1階はたいてい化粧品売り場であり同じだ。しかし、中国では地下に食料品などを売るスーパーが入っているところも少なくないが、普通のスーパーにすぎない。そのため、中国人にとって日本のデパ地下は魅力的なのだろう。

 デパ地下巡りは、ただ見ているだけでも楽しく、日本人にとって「食」は生活の質を向上させてくれるものだと感じさせる。「日本人は幸せだな」としみじみコメントする中国人ユーザーもいたが、まったくそのとおりと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)