日本の実質消費支出が低迷している。総務省統計局によれば、2017年3月における2人以上世帯の実質消費支出は13カ月連続で前年割れとなったほか、16年の実質消費支出も3連連続でのマイナスとなっている。

 経済発展が著しい中国だが、世界銀行の基準によれば中国は今なお開発途上国に分類される。日本は先進国であり、中国では「日本は豊かな国であり、日本人もお金持ち」というイメージが強いようだが、中国メディアの今日頭条は2日、「日本人は想像していたほどお金持ちではない」と論じる記事を掲載した。

 記事は、明治安田生命保険が4月28日に発表した家計に関する調査を紹介し、日本の夫婦が自由に使えるお小遣いの月額は「平均でたったの2万5082円」だったと紹介し、07年の調査開始以来、最低となったことを指摘。さらに、「2万5082円」という金額について、決して十分な額ではないと伝え、日本人の「自由に使えるお小遣い」の額は決して余裕があるものではないことを紹介した。

 続けて、日本人の平均年収は414万円であり、中国に比べれば決して少ないわけではないとする一方、それでも日本人が自由に使えるお金がこれだけ少ないのは「日本の物価が高すぎるためだ」と主張。家賃や住宅ローン、子どもの学費などの支出は大きく、さらに高齢化によって年金支給開始年齢の引き上げが予想されるなか、老後のことを考えれば「日本人はお金を使ってなどいられない」のが現状だと指摘した。

 さらに記事は、明治安田生命保険の貯蓄についての調査を紹介し、「貯蓄のまったくない家庭が18.8%も存在した」と伝え、日本人は「中国人が想像しているほどお金持ちではない」と論じている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)