日本には中国が起源の文化が数多くあるが、今日の日本と中国の文化は様々な点で異なっていると言える。中国人が日本を訪れて驚くように、日本人が中国を訪れて驚いたり、面食らったりすることは少なくない。中国メディアの快報は29日付で、日本と中国の生活上の文化の違いについて紹介する記事を掲載した。

 記事は、客人に対する「お茶を入れましょう」という表現が日本と中国では意味合いが異なると紹介。中国の一部地方では「お茶を入れる」という言葉を使いつつも、実際に供するのは単なる「白湯」であることがあると紹介した。日本では客人に白湯を出すことはまずないことで、日本人からすれば驚きにつながることだと言えよう。

 また、食事を招待された場合、日本人は出された料理はすべて食べることが礼儀だと考えるが、中国では「料理をすべて食べる」ことは「食べ足りない」という意味になってしまい、食事に招いた側は「注文不足」であるとしてメンツが潰されたと感じてしまう場合があることを紹介。中国では「十分に満足した」という意味で、料理を残すことが「礼儀」とされている。

 日本では友人や同僚同士で食事をした場合、割り勘をするケースが多く見られるが、中国では基本的に割り勘は存在しない。特に男性にとっては割り勘は「メンツの立たない」こととされ、友人や同僚という間柄でも相手のぶんまで全額支払ってこそメンツが立つと考える人が多い。

 そのほか、初めて中国を訪れた日本人が驚くのは、中国人の声の大きさや痰を吐き捨てる人が多いことなどが挙げられるが、こうした文化は単に違っているだけで、どちらかが優れている、あるいは劣っているというものではないのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)