かつて中国から日本にやって来た人たちは東京や大阪などの大都市の繁栄ぶりに驚いたようだが、北京や上海、広州などが飛躍的に発展した昨今ではむしろ、日本の農村の発展を見て驚くようである。中国メディア・今日頭条は28日、「これらの写真は、日本の農村のスゴさを物語っている」とする記事を掲載した。

 記事は、日本の農村で見られる特徴的な光景やトピックについて写真付きで紹介している。最初に取り上げたのは、ラジコンヘリを使った農薬の散布だ。続いて紹介したのは、ハート形のスイカや、五角形のオレンジなど、ユニークな形の果物を作ることで作物の商品価値を高めている点だ。形だけではなく、味も非常においしいと説明している。

 また、日本の農村に欠かせない「かかし」についても言及している。「日本の農家はかかしが大好きで、さまざまなアイデアのかかしを作ることが一種の娯楽になっている」としたほか、温度や土壌の湿度、日光照射量、二酸化炭素などのデータを収集分析して収穫数を高める「電子かかし」まで存在すると伝えた。

 さらにハイテクの駆使という点に絡んで、インターネットの活用についても取り上げた。猫をブログ主として日々の生活を綴る農家のブログが人気を集めていること、そして比較的早い段階から農家と専門家をつなぐ農業技術サービスプラットフォームが構築されていることを紹介している。

 国の経済を飛躍的に発展させるのは工業やサービス業かもしれないが、国の礎はやはり農業。農村や農業を魅力あるものに変えていくことが、社会の安定にも、食料供給の安定にも、そして、食品の安全性向上にもつながるのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)