地球はプレートと呼ばれる岩盤に覆われており、いずれの大陸もプレートに乗って少しずつ移動している。日本列島は太平洋プレート、フィリピン海プレートなど複数のプレートの付近に存在するゆえ、絶えず移動を続けているが、東日本大地震の後に顕著な異変が生じた。

 こうした地質上の異変について、中国メディアの今日頭条はこのほど、「日本の一部地域は5年間で東に向かって6.4メートルも移動した」と伝え、日本が中国から物理的に「離れていっている」と伝える記事を掲載した。

 記事は、大陸がプレートに乗って移動を続けているというプレートテクトニクスについて紹介する一方、こうした地殻移動の周期は数百万年周期のものであるため、人間の寿命の範囲では移動の影響をなかなか感知できないとしながらも、「一部の地区では特殊な原因によって異常な速さで移動している」と紹介した。

 その一例として「日本の一部地域は直近5年間で中国から離れ、米国の方向に向けて6.4メートルも移動した」ことを挙げた。日本の国土地理院の統計に基づくものであり、東日本大震災以降、特に東北地方で著しい変化が生じていることを伝えた。また、土地の沈降なども観測されていることを指摘し、「これは日本消滅の前兆ではないか」と主張。そして、このままの状態が続くなら「日本はそう遠くない将来、太平洋へと沈んでいく可能性がある」とした。

 自然界で生じていることについて人間は予測することしかできないが、一部の中国人からすれば「憎き日本」が中国から物理的に離れているというデータは喜ばしいニュースとして映るのだろう。記事には、中国のネットユーザーからも「日本がアジアを脱することを祝いたい」、「日本列島はもっと速く移動すべき」などの意見が寄せられている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)