世界を代表する食文化の1つである中国の食。地域によって材料や味付けや調理方法は異なるが、全体的に見るとやはり油を多用する印象が否めない。それが美味しいのではあるが、健康のことを考えると複雑な心持ちになってしまう。

 中国メディア・今日頭条は26日、「健康において日本人にかなわないのは、われわれの飲食習慣に9つの大きな欠陥があるからだ」とする記事を掲載した。記事は、日本が長寿国である大きな理由の1つが良好な飲食習慣であり、米を主食、魚や大豆、少量の肉をタンパク源とし、季節に応じた野菜や果物、海藻、キノコ類をバランスよく摂取することが日本人の良好な健康状態を支えていることを説明した。

 その一方で、中国人には健康に悪影響を与えかねない食生活上の「9大欠陥」があるとしている。最初の5つは「塩分の取り過ぎ」、「化学調味料の使い過ぎ」、「大皿料理をみんなで取り分ける」、「動物の内臓が好き」、「炒め物や揚げ物料理が好き」といった内容だ。

 中国の料理番組を見ていると、必ずと言っていいほど化学調味料が登場するが、記事は化学調味料の過剰摂取はナトリウム摂取量の増加を招き、人体に悪影響を及ぼすとしている。大皿料理の取り分けについては栄養面ではなく、共通の食器を用いることで伝染病が拡散しやすくなると説明した。

 残りの4つは「中国人は脂肪を含んだ赤肉を好む」、「魚や肉、漬物など塩漬けの食べ物を好む」、「八角などの香辛料を使った煮込み料理を好む」、「宴席で暴飲暴食をする」というもの。塩分の多さは特に冬が極寒の東北部で顕著であり、漬物や干物を多用する家庭料理はかなりしょっぱい。八角などの香辛料は体に良さそうだが、過剰に摂取すれば体がのぼせてしまうのだという。

 日本の食文化も今ではすっかり多様化し、「お米が主食、魚がメイン、季節の野菜を摂取」という食生活を送っている人は多くないはず。健康な体を維持するために、折に触れて食生活を見直す必要があるかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)