タクシーの運転手には、明るくてよくしゃべる人もいれば、難しそうな顔をして無口な人もいる。ドライバーの性格は様々だが、共通しているのはみんなきちんと制服を着て、白い手袋をしていることだ。

 中国メディア・今日頭条は18日、東京の街を走るタクシードライバーの顔を撮影した写真を紹介する記事を掲載した。記事は、フォトグラファーのダン・サリー氏が、タクシードライバーだけを撮影するという珍しいアプローチから東京の風景をカメラに収めたとし、その写真の数々を紹介している。

 被写体に選ばれているのは、ほとんどが中高年男性のドライバー。いずれのドライバーも硬い表情をしているが、中には座席を倒して休憩するドライバーの姿も。それもあってか、記事は「彼らのくたびれた表情がうかがえる」と伝えている。

 記事と写真を見た中国のネットユーザーは、日本と中国とのタクシードライバーの違いについて議論している。年齢の高いドライバーが目立つ一方で「みんな清潔で身なりもしっかりしている」、「服装がプロといった感じだ。北京のドライバーのような農民っぽさがない」と評した。また「(日本のタクシードライバーを疲労していると言うなら)国内のドライバーは、憔悴(しょうすい)だ」との意見もあった。

 日本を訪れた中国人観光客を始め、日本のタクシーのサービスを賞賛し、自国のドライバーも見習って欲しいと考えている中国の市民は少なくないかもしれない。ただ、サービスの向上にはそれなりのコストがかかる。今ほど気楽には利用できなくなってしまう可能性はあるだろう。それでも日本のようなサービスを望むかどうかだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)Sean Pavone/123RF)