米国道路安全保険協会(IIHS)が2016年末に発表した安全性の高い車種リストでは、米国で販売されている2017年モデルの乗用車のうち38車種が最高安全評価「Top Safety Pick +(トップセーフティピック プラス)」に選出され、うち日本車は24車種も選出された。

 これは日本車の安全性の高さを示す事例の1つだが、中国では今なお日系車のボディーは鋼板が薄いゆえに安全性に問題があるとする誤解が存在している。

 しかし、中国メディアの今日頭条が15日付で掲載した記事は、日系車と欧州車のボディー各部の鋼板の厚さを測定したデータを掲載し、日系車に対する誤解はやはり「根拠のない、根も葉もない噂にすぎない」と指摘した。

 記事は日系車23車種のボンネット、ルーフ、ドア、フェンダー、トランクの鋼板の厚さを測定したデータを掲載、結果は大部分の日系車ボディの厚さ平均は1.0mmから1.1mmだったと紹介、また欧州系車23車種については1.2mmから1.3mmだったと説明した。

 このデータは欧州車は日系車よりもボディ鋼板がわずかに厚いことを示しているが、この程度の差は「衝突事故が発生した時の安全性に違いを生じさせることはない」と指摘、ボディーの鋼板は所詮、自動車の「皮」に過ぎないとし、むしろ安全性はフレームなど自動車の「骨格」によって決まるという見方を示した。

 また一部の日系車の鋼板の厚さは欧州車を超えていたことを指摘し、すべての日系車の鋼板が薄いわけではないと説明している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)