日本を訪れる中国人旅行客たちには人それぞれの訪日目的がある。美味しい日本食を味わいたい、また、富士山など日本独特の美しい景観を写真に収めたい、また、クオリティの高い日本製品を購入したいなど様々だ。

 日本旅行の楽しみ方も人それぞれと言えるが、日本旅行をすでに2度経験したある中国人は、これらとは別の目的で東京を訪れることを勧めている。中国メディアの今日頭条は14日、「孤独な中国人は絶対に東京を訪れてみるべきだ」と勧める記事を掲載した。

 孤独とは一般的に心を通い合わせる人が1人もおらず、「寂しく感じる」ことを指す。だが、孤独を忘れる瞬間は存在するもので、たとえば「美味しい物を食べている時」などは、不思議とこのような寂しさを忘れてしまうものだ。

 記事は、「孤独な人は絶対に東京を訪れてみるべきだ」とし、東京には数々の美食が存在するため「寂しさなんて感じる暇がない」と紹介。その一例として、墨田区で味わったうな丼を紹介し、「非常に新鮮であると同時にさらりとした口当たりだった」とし、あまりにも美味しかったので写真を撮ることも忘れてしまったと説明。このうな丼のお店を中国人読者に紹介し、「東京を訪れる際にはぜひ味わうべき」であると推薦した。

 この中国人旅行客にとって、孤独を忘れさせる東京の魅力は美食だけではなかったようだ。ある温泉ホテルでの経験を紹介し、浴衣を着用して和食を味わい、そして温泉を楽しんでいたら「極めてリラックスした気持ちになった」と説明した。

 また、日本人に対して「助けを求めれば、日本人はこちらが申し訳なく感じるほどに誠実かつ真剣に助けを差し伸べてくれる」と称賛、こうした日本人の優れた一面も孤独を忘れさせてくれる要因となると伝えた。この中国人は東京旅行を通じて、孤独すら忘れさせてくれる美食と日本人の友好的な国民性という、思ってもみなかった魅力を発見することができたようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)