外務省は海外旅行に出かける日本人に対して、クレジットカードのスキミング被害などへの注意喚起を行っているが、海外旅行で犯罪の被害にあってしまったとしたら、良い思い出もすべてだいなしになってしまうだろう。

 近年は多くの中国人旅行客が日本を訪れており、「爆買い」という言葉は誰もが知る言葉になった。爆買いができるということは、日本に来る中国人はお金を持っているということでもあるが、悲しいことに中国人旅行客を狙った犯罪が日本で起きているようだ。

 中国メディアの今日頭条は14日、「日本はスキミング天国」であるとし、中国人は日本を訪れる際にはスキミング被害に注意すべきであるとする記事を掲載した。

 中国人旅行客の多くはクレジットカードではなく、銀聯カードと呼ばれるデビットカードを使用することが多いが、記事は「中国人旅行客を狙った犯罪者が、銀聯カードの情報を盗み、複製したカードでお金を引き出している」と伝えた。それだけにとどまらず、「犯罪の足が付かないように、盗みとった旅行者のカード情報を利用しマネーロンダリングしている」とも伝えている。

 さらに「こうした犯罪は、個人ではなく組織的に行われている」としたほか、日本はスキミング犯罪への対策が遅れており、こうした要素を犯罪者は利用していると紹介。中国人旅行客に対して、「日本でカードを使用する際、自分のカードから決して目を離さないことが重要だ」としたうえで、日本から帰国後、自分の口座から覚えのない口座への送金があった場合には犯罪に使われている可能性が高いため、すぐに銀行と警察に連絡すべきだと注意喚起した。

 せっかくの楽しい日本旅行でこうした犯罪に巻き込まれてしまえば、中国人の日本に対するイメージを悪くしてしまうだろう。また、いつ犯罪に巻き込まれるかおびえながら日本を旅行するのもつまらないだろう。スキミング犯罪が横行しているとすれば、それは日本側が取り締まりを強化する必要に迫られているということだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)