レストランのメニュー写真と実際の料理が全然違っていてがっかりすることがある。ガイドブックにある美しい景色を楽しみにして現地を訪れたらあまりにも平凡でがっかりすることがある。理想と現実との間には、目には見えない何らかの「フィルタ」がかかるものなのである。

 中国メディア・今日頭条は12日、「フィルタを通していない日本はやっぱり美しいのだろうか」とする記事を掲載した。記事は、中国のネット上でよく見られる満開のサクラの写真や、スタジオジブリの作品に出てくる日本の美しく素朴な街並みの映像を紹介したうえで「フィルタや映画の要素のない現実のない日本は、一体どんな様子なのか」とした。

 そして、日本を訪れた中国のネットユーザーが撮影した観光地や何気ない街並みの写真を紹介。写真には金色に輝く寺、緑色の松、青い空、白と灰色の雲のそれぞれが映える金閣寺、鉄道の架線やビルよりもはるかに高く広い青空、濃紺の空と夕焼けのコントラストが美しい夕暮れの街が映っている。記事は「やっぱり麗しく、静かで美しい」と評した。

 記事を見た中国のネットユーザーからは「日本に行ったことがあるが、フィルタなどなくても空は青いし木々は緑。地面もきれいだ」、「多くの中国人が今の日本に触れて好きになるのは、穏やかで平和で静かという伝統的な中国のイメージにピッタリ合うからだろう」といった意見が出た。一方で「わが中国の山村のほがはるかに美しい」との声もあった。
 
 もちろん中国にも美しい景色はたくさん存在する。美しい景色を守るには、やはり空の美しさが非常に重要だ。大気汚染の問題が解決できれば、大都会の景色もさらに美しいものとなることだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)