同じ分野の製品でも、その国や地域によって売れ筋のものが変わってくる。それは、現地のお国柄や気候風土によってニーズが異なるからだが、自動車についてもやはり同じことが言える。中国メディア・今日頭条は9日、「外国人が総括した、中国で自動車が売れるポイント」を紹介する記事を掲載した。

 記事は「多くの国産メーカーが外形や装備、動力といった点のニーズを探っているなか、実は外国人はとっくに中国人の心を見透かしていた。そして、この3点を押さえさえすれば、そんなに値段の高いクルマでもたくさん売れるのだ」としたうえで、3つのポイントを紹介した。

 1つ目は「大きいこと」。「中国人が自動車を買う時は大型のものがメインであり、smartやPOLOなどよりもハイランダー、テラモントといった車に注目が行く。同じ値段であれば外観も空間も大きい方が有利なのだ」としている。

 2つ目は「燃費の良さ」。「中国人は多少値段が張ったとしても、燃費が良ければ買う。それが、日本車がこれほど中国でよく売れる主な原因なのだ」と論じた。そして3点目は「外観の良さ」を挙げた。この点については、韓国メーカーの自動車が優れた外観を持っているゆえに中国である程度売れているとの論理を展開している。

 記事は「もちろん今は中国人も理性的に自動車を買うことが多くなった。しかしそれでもこの3点は決定的な要素なのだ」と伝えた。

 記事を読んだ中国の意見はさまざまで、概ね賛同する人もいれば、反論する人もいた。燃費の良さと外観の良さは中国人に限らず重要な要素になりうるだろうが、大きさへの追求というのはやはりもっとも中国らしい。まさに昨今の中国は「大きいことは良いことだ」の時代なのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)stocksolutions/123RF)