中国における日本のマンガ・アニメの人気は高い。日本に行ったことのない中国人のなかには、これらの作品から日本のイメージを構築している人もいるかもしれない。そんな彼らが日本にやって来ると、きっとイメージと現実との差に驚きを覚えることだろう。

 中国メディア・今日頭条は7日、日本のアニメと現実の日本で全く異なる8つの点を紹介する記事を掲載した。1つ目は「学生たちの教師や年配者に対する口のきき方」だ。アニメの世界ではかなりラフだが、実際の社会ではみんな基本的に敬語を用いるとした。

 2つ目は巫女さんについて。アニメに出てくる巫女さんは魔法を使え、邪悪なものや妖怪から人びとを守るが、実際の巫女さんは儀式に参加したり神社の日常的なお手入れをしたりといった役割であると紹介している。3つ目は「お坊ちゃまやお嬢様が自家用車で学校まで送ってもらう」というイメージ。現実社会では、たとえお金持ちだったとしても自分で学校に通うと説明した。

 4つ目は、アニメでよく見られる「両親が子どもを置いていなくなったり長期間旅行に出かけたりする」、5つ目は「お金持ちのお屋敷に必ずいる、スーツに革靴の執事やメイド服を着たお手伝いさん」、6つ目は「お金持ちが住む、学校なのか自宅なのかわからないほど広い庭と建物のお屋敷」といったシチュエーションを挙げている。

 最後の2つは学校でのシーンだ。7つ目は「屋上で弁当を食べたり、告白したり、超常現象が起きたりする」、8つ目は「教室の生徒はみんな異なる髪型をしており、カラフル。重力の法則に反するものまである」というもの。それぞれ「一般的に屋上への立ち入りは禁止されている」、「大部分の生徒の髪型は普通で地味。学校が奇抜な色に染めることを許さない」と否定した。

 日本に住んでいれば誇張であったり非現実的だと当然分かるものでも、実際に日本に来たことがなければそうは思わないかもしれない。もっとも、非現実的な状況を自由に設定できるのがマンガやアニメの素晴らしいところなのであるが、実際に日本にやって来て「好きなアニメのイメージと全然違ってがっかり」と思われてしまうのはちょっと残念である。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)