中国では、あらゆる観光地で入場料を徴集される。そしてしばしば入場料が高い、入場料を取るくせに整備ができていない、転売屋に騙されたといった問題が世間を賑わせるのだ。日本にやって来る中国人観光客は、日本の観光スポットの多くが無料で入れることに驚きを感じるのだという。

 中国メディア・今日頭条は5日、日本の細かいサービスや環境の良さを紹介する記事を掲載し、そのなかで日本の観光地の入場料やチケットについて言及している。

 記事は「日本の観光スポットは有料であっても印象がいい。テーマパークの入場料の高さはさておき、他のスポットはとても安いし、しかも多くが無料で入れるのだ」と紹介。京都の清水寺を例にとり「20元足らずで入れるうえ、チケットがそのまま本のしおりに使えそうな出来栄えだ。しかもチケットのチェックは目視だけ、もぎりをしない」とした。

 実際は大人の拝観料が400円なので20元を超えるのだが、それにしても中国人観光客にとってはリーズナブルに思えるようで「国内の多くのスポットの入場料に比べ、物価が高い日本の入場料は本当に安い」と評している。また、千本鳥居で有名な伏見稲荷大社や、今まさに「旬」なスポットであるお花見の名所、東京・上野公園が無料で入れることについても言及した。

 記事はさらに、日本の観光スポットや駅にはそれぞれ異なるスタンプが用意してあり、ハガキやチケットに押すことでとても良い旅の記念品になると紹介した。また、地域や観光スポットごとに限定のお土産が販売され、現地でしか味わえないグルメが多く存在することにも注目。「これらはみな、観光サービスにおいてわれわれが学ぶに値する点だ。国内みたいに度の観光スポットに行ってもほとんど同じ土産物のラインナップということがない」と伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)Pius Lee/123RF)