中国では今世紀に入ってから急速に自動車の所有台数が増え、自動車の大衆化が進んだ。自動車文化の歴史としてはまだまだ浅い。1960-70年代にモータリゼーションが起こった日本はかなり成熟した自動車文化を持っていると言える。

 中国メディア・今日頭条は4日、「日本には、自動車ファンのこころを満たしてくれる場所がある」とする記事を掲載した。記事が紹介しているのは、首都高速湾岸線にある辰巳第一パーキングエリアだ。

 記事は「昼間は全く何の変哲もない東京都市部の高速道路パーキングエリアが、夜になると日本の自動車文化や自動車ファンの聖地になるとはだれが想像できるだろうか。しかも週末の夜だけでなく毎晩、足を運ぶだけで様々なクルマに出会えるのだ」と紹介した。

 また、同パーキングエリアに集う自動車の種類が実に豊富であり、趣向や車種の偏りなく楽しめること、来る者拒まずの姿勢であることを説明。一方で、非常に多くの高性能車やスポーツカーが行き来することによる騒音は激しく、近隣住民から警察に通報が入ることも紹介し、警察がやって来ると集いは解散を余儀なくされると伝えている。

 記事は、日本では1980年代末よりこのような自動車の集会や交流が盛んに行われるようになり、現在でもその流れが続いているとする一方、「若者は昔ほど自動車を好まなくなり、特に日本車に刺激を感じなくなった」と解説。「辰巳にやって来る多くの人は30代以上か、もしくは日本の自動車文化を知りたい外国人なのである」とした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)Kevin M. McCarthy/123RF)