インドネシア・ジャワ島の高速鉄道計画は日本と中国が競争の末に中国が受注したことは周知の事実だが、その後のプロジェクトの進展具合や、中国とインドネシア間でなされている協議などについては、日本国内でも広く報じられている。

 中国江蘇網は3月31日、ジャワ島の高速鉄道計画は中国が受注したプロジェクトであり、日本にはもう関係ないはずだと伝える一方、日本では今でも同プロジェクトに対して逐次報道がなされていることを紹介、「ジャワ島高速鉄道計画は日本にとっては喉に骨が刺さったような存在だ」と論じている。

 記事は、ジャワ島の高速鉄道計画に対し、日本国内では工事の遅れなど「マイナス面」の報道ばかりだと批判したうえで、日本がジャワ島高速鉄道計画に未だに関心を持っているのは「中国に受注を奪われた」計画であり、嫉妬心を抱いているためとの見方を示した。

 さらに、国家間の協業や国際プロジェクトのルールは日本が勝手に決めることができるものではなく、あくまでも「相互互恵」が原則であると主張。ジャワ島高速鉄道計画を中国が受注したのは中国が「相互互恵」の原則に則っていたためにすぎないと論じた。

 また記事は、中国には一帯一路という戦略があるうえ、「相互互恵」の原則を理解し、誠実に仕事を進めることができると主張。また、中国高速鉄道の実力を考えれば、「今後も日本が負け惜しみを言う機会は増えていくはずだ」としながらも、日本にとってそれは「受け入れなければならない現実である」と主張している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)