中国メディア・今日頭条は1日、「もう国産品はダメだというな! ボールペンのほかに中国はこんな難しい技術をクリアしているのだ」とする記事を掲載した。

 記事は「近年、中国製の鋼鉄に対して厳しい意見が出ており、最も淘汰されるべき産業であるとの見方を示す人までいる」とした。そのうえで、中国の鋼鉄産業が捨てたものではないことを示す、自主開発に成功した高いレベルの技術について紹介している。
 
 記事が挙げたのは、鉄道のロングレール、モーターや変圧器などに用いられる電磁鋼、炭素鋼に少量の銅などの元素を添加して耐腐食性を持たせ、鉄道や車両、橋など長期にわたり大気に晒される場所で用いられる耐候性鋼、そして、自動車に用いられる鋼などだ。

 電磁鋼については「電力や電子、軍需工業に不可欠だが、生産技術が複雑であり、先進国は特許という形で技術を保護してきた。7-8年前、わが国が電磁鋼生産技術を持っていなかった頃、電磁鋼の価格は現在の4-5倍だったのだと説明している。また、自動車用鋼では今や国産車のみならずアウディやフォルクスワーゲンといったドイツメーカーの自動車にも用いられるようになったと伝えた。

 記事はまた、中国国内の大手鉄鋼メーカーが昨年成果を挙げた各種鋼材の技術革新について列挙し、発電や高速鉄道をさまざまな用途での技術開発が進んでいることを紹介している。

 国産品は外国製に及ばない、という考え方はまだまだ中国国内で一般的であり、実際に品質や技術の面で技術先進国に後れを取っている部分も多くある事は間違いない。しかし一方で、その状況に対して完全に手をこまねいている訳ではなく、着実に技術力を身に着けて始めていることも認識する必要がありそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)