日本では鉄道網が非常に発達しており、電車や地下鉄でかなりの場所に行くことができるが、鉄道で行けない場所へはバスを使うことになる。ただ、外国人観光客にとって、路線バスは乗降車方法がちょっと難しいかもしれない。中国メディア・今日頭条は1日、「日本のバスはわが国と大きく異なる 見たところ複雑だが使ってみると便利だ」とする記事を掲載した。
 
 記事は、日本では中国で一般的な固定運賃で先払いのバスは少なく、短距離の路線に限られると紹介。多くは距離に応じた運賃を下車時に払うシステムで「より合理的である」とした。

 そして、運賃後払いシステムでは一般的に中ドアから乗車して番号が書かれた整理券を取り、下車時に整理券とその番号に相応する運賃を運賃箱に入れると説明。その際、運転手は整理券の番号をいちいちチェックしないとしているが、運転手と乗客との間に信頼関係があることを伝えたいようだ。

 また、現金払いで小銭がない場合は運賃箱に備え付けられた両替機で両替する必要があると説明したほか、交通系ICカードは小銭の有無を気にせず簡単に支払えるのみならず、使用金額に基づいた割引サービスもあることを紹介している。さらに、学生向けの定期券はとても低価格であるのみならず、何度でも乗車することができると伝えた。

 記事は、バス車内では電話の通話や喫煙が禁止され、秩序が非常に保たれていること、乗降車時には十分な時間をとり、急ぐよう催促されないこと、車内には次の停留所を示すディスプレイがあり、乗客は座席近くに備え付けられたボタンを押して運転手に降車の医師を伝えられることなども紹介。さらに、どの停留所にも時刻表があり、バスの運行時間は様々な要因により少し遅れることはあるものの、概ね分単位で正確であるとした。

 中国ではタクシー同様、私服のおじさんが路線バスを運転していることがほとんどだ。それゆえ、制服に制帽、さらには白い手袋まで身につけて仕事をしている運転手を見ただけで、初めて日本のバスに乗った中国人は驚きを覚えるかもしれない。逆に日本人からしてみれば、中国の路線バスのラフさにしばしば衝撃を覚えるのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)