来年のサッカーワールドカップ・ロシア大会出場を懸けたアジア最終予選が繰り広げられており、日本がグループ首位に立つ一方で中国は本選出場の望みがほぼなくなった。中国は2002年の日韓大会以来の本選出場がまた「お預け」となりそうだ。
 
 中国メディア・今日頭条は30日、「敬服せざるを得ない! 2002年W杯の日本代表の半数がまだ現役でプレーしている」とする記事を掲載した。

 記事は、02年日韓大会は日中韓の東アジア3カ国がそろって出場した唯一の大会であり、ホスト国で予選免除された日本と韓国とともに、中国も予選を勝ち上がって本選出場を果たしたと紹介。あれから15年が経過し、当時代表チームを引っ張っていた中国と韓国の選手たちがほとんど全員引退してしまった一方で、日本ではいまだに23人中10人の選手が現役で頑張っていることを伝えている。

 名前が挙がったのは、川口能活、楢崎正剛、曽ヶ端準のGK3人に三都主アレサンドロ、小野伸二、明神智和、小笠原満男、稲本潤一、高原直泰、そして、15年に現役復帰した中山雅史の10人だ。なお、高原は代表候補ではあったが、直前にエコノミークラス症候群を発症したことが原因で代表入りしておらず、実質は9人となる。記事は「隣国のこれらの選手は、好きであるなしにかかわらず敬服せざるを得ない」と評している。

 15年前の日本代表選手がなおも数多く現役で活躍できる状況について記事は「日本で深刻化する高齢化社会の縮図」とする一方で、サッカーに対する日本社会の良好な雰囲気と成熟した体制によるものだと説明した。

 日本サッカーのレジェンドと言えばやはり三浦知良であり、記事ももちろん別枠で紹介している。02年時点で全盛期を過ぎていた選手がなおも現役を続けている驚き、そして、まさに「日本を代表する」選手でありながらW杯とは無縁であるという運命のいたずらを改めて感じる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)