日本政府観光局によれば、2016年に日本を訪れた中国人旅行客は前年比27.6%増の637万2948人に達した。中国のネット上では日本旅行を楽しんだ中国人たちの楽しげな感想が数多く掲載されているが、その一方では中国人旅行客たちを食い物にする「闇ガイド」や「ぼったくり免税店」が存在しているのも事実だ。

 闇ガイドやぼったくり免税店に関する情報は、日本旅行を純粋に楽しみたいと願う中国人に事前に周知すべき情報だと言えるが、中国メディアの捜狐は27日付で、日本旅行中の買い物には中国人旅行客が「いともたやすく騙されてしまう落とし穴」があるとして、この落とし穴について説明する記事を掲載した。

 記事は闇ガイドの手法が「絶えず刷新されている」と指摘し、たとえば闇ガイドを養成するための教材があると伝え、「闇ガイドは自分がとてもお金持ちであり、ガイドをしているのはこの仕事が楽しいから」と旅行客に伝えると紹介。それだけではなく、闇ガイドは旅行客たちに健康食品を買わせるために「自分自身も常に食べている」と伝え、また自分の年齢をわざと高めに伝えることにより、その健康食品に「効果」があるように見せかけるよう指示されていると紹介した。

 闇ガイドはぼったくり免税店と組み、中国人旅行客の買い物からキックバックを受け取っているとされる。どの国籍の人であったとしても、基本的にいって人は人を信じたいと願うものだ。また社会には人を騙す人が多く存在していることを知っていたとしても、自分が人に騙されることはめったに生じないと考える人も多い。従って、こうした記事を通じて、闇ガイドやブラック免税店の手法について説明するのはとても大切なことであり、中国人旅行客のリピーターを増やすためにも闇ガイドやブラック免税店の取り締まりが必要だろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)