近ごろ、特に大都市や観光地、人気スポットを中心に、日本や英語以外に中国語やハングル表記のある看板を当たり前のように見かけるようになった。特に中国語の表記は、高い消費力をもった中国人観光客を呼び寄せるうえで必須のアイテムとなっている。

 中国メディア・今日頭条は26日、「日本の海鮮市場では中国語の表記合戦になっている」とする記事を掲載。北海道の函館朝市で中国語の表記がたくさん見られることを紹介している。

 記事は早朝から昼頃までの営業で、漁船から水揚げされた新鮮な海産物が並ぶ函館朝市は現地の消費者のみならず、外国人観光客の足取りも途絶えることのない函館一の観光スポットになっていると説明。日本語にも多くの漢字が使われており、中国人ならばそれを見ればなんとなく意味が分かるものの、魚介類の名前などは漢字で書かれていないことが多いとし、「そこで、中国人観光客がたくさんやって来るのに合わせ、多くの店が中国語を勉強し始め、中国語の表記をするようになった」と伝えた。

 そのうえで、実際に朝市で見られる中国語表記の礼を紹介。一目見ただけで分かり、中国人の購買意欲を確かにそそるものがある一方で、「明らかに翻訳ソフトを使ったと思われる、意味の通らないもの」もあると説明。中国人が理解するのに相当な時間を要することから、かえって逆効果になっていると解説している。

 変な中国語表記をしてわざと話題を作り、中国人観光客を集めようと目論んでいるのでなければ、意味不明な機械翻訳の中国語の表記はかなり恥ずかしいし、そもそも意味が分からないのだから効果も出ない。日本国内にある各種看板や説明、注意書きの中国語表記には、まだまだ怪しいものがたくさんある。さらに多くの中国人観光客を呼び込もうとするのであれば、そのクオリティアップは欠かせないだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)Sean Pavone/123RF)