中国メディア・今日頭条は18日、「日本の子どもたちが小さい頃から独立している理由」について考察する記事を掲載した。記事は「独立」とは一見相対しそうな「集団意識」というキーワードで、日本の子どもたちの自立心について説明している。

 記事は「日本の子どもは自立するのが早く、7−8歳でもう1人で電車に乗れるようになる」と紹介。もちろん親は心配ではあるが、子どもたちが上手にそして安全に交通機関を利用できることを見届けると、安心して乗せるようになるとした。記事によれば「これこそ日本の子どもたちに独立を学ばせる方式であり、日本人は通学や簡単な校外学習を子どもたちの独立の第一歩と認識しているのだ」という。

 さらに、日本の子どもたちは2−3歳ごろから掃除やごみ捨てといった家事を手伝うようになり、学校にでも掃除や給食などを当番制によって自分たちでこなすと説明。こうして子どもたちは自らの責任範囲をはっきりと把握し、それを公衆エリアへと延伸していくのであるとした。

 そのうえで「子どもたちの独立性はまず、小さい頃から植え付けられる『団体への依存』という考え方によってもたらされる。彼らがとても強い独立性を持っているのは、団体に依存するとともに互いに助け合うことの重要さを理解しているからなのだ。社会も子どもたちの独立を手助けしており、保護者がわが子を信用するだけでなく、社会に対しても信頼をしているため、わが子を安心して外に出すことができるのだ」と論じている。

 記事は「独立は一緒の課題であり、その鍛錬にはとても長い時間がかかる。早いうちにトレーニングをし、自分でできるようになることは、本人だけでなくみんなにとってもメリットがあるのだ。そして、小さい時の訓練は、子どもたちに然るべき自信を身に着けさせることができる。簡単な作業の完成が、将来より困難なチャレンジを全うする能力を培うのだ」と結んだ。

 記事を読んだ中国のネットユーザーからは「独立心の前提条件は、その環境があることだ」、「われわれは羨ましがるだけ。真似もできないし、学ぶこともできない」といったコメントが寄せられた。確かに日本の状況をそっくりそのまま移植することは難しいだろうが、安全が確保された上で子どもに小さなチャレンジの機会を課せる社会づくりは目指すべきではないだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)