かつて中国を席捲した日本の電化製品は、中国製電化製品の品質が向上するにつれて中国人の心を動かす力が弱まったと言えるかもしれない。しかし中国メディアの今日頭条が18日付で掲載した記事は、日本には現在でも中国人の心を動かす製品が存在すると論じている。

 記事は、現在でも中国人の心を動かす日本製品が日本にあるとし、それは「日本の生活用品ブランド」であると指摘。これらの製品は中国企業にとって大いに学ぶに値する存在であると称賛した。

 続いて中国企業が学ぶに値する日本の生活用品ブランドとして、「ユニクロ」、「無印良品」、眼鏡メーカーの「JINS(ジンズ)」、そして歯磨き粉で有名な「ライオン」の4つのブランドを紹介した。

 ユニクロについて、中国の都市部において非常に歓迎されるブランドであり、また2016年の「独身の日(双11節)」においてユニクロはTmall(天猫)でトップの販売成績を収めた」と説明。また、ユニクロ製品のファスナーやボタンは「普通に使用している限りは壊れてダメになることはまずない」と指摘し、その品質の高さを称賛した。

 またライオンの製品「クリニカ」について、ライオン独自の「高密着フッ素処方」により「消費者の心を動かしている」と称賛。また、ライオンは絶えず研究開発を推し進め、消費者の健康のためにより良い製品を提供し続けているとも指摘しており、「とても心がこもっている製品」と説明した。

 そのほか記事は、無印良品やJINSについても、消費者に対する真摯な姿勢を高く評価したうえで、これら4つのブランドにはいくつかの共通点があると指摘。それは研究開発を通して、消費者を満足させる「価値」を見つけ出して提供しているという点、また消費者の心を動かせるような製品の開発に取り組んでいる点にあると論じた。

 消費者がわくわくするような製品や使い勝手が良く、また生活の質が向上すると感じるような製品作りをするのにまず大切となるのは、どれだけ消費者の視点に立てるかということだろう。ライオンの製品作りは「心がこもっている」と称賛を受けているが、恐らくライオンの開発チームは健康な歯を保つことが生活の質に大きく影響するということを鋭く意識しているに違いない。記事は中国企業に対して、こうした日本企業の姿勢から学ぶように勧めている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)