高速道路を走行していると、数多くの観光バスに遭遇する。そして、その多くの車体がピカピカであることに気付く。日本では当たり前のような光景だが、中国人観光客にとっては必ずしもそうではないようだ。特に、運転手が空いた時間などに車体やタイヤを磨いている様子に感心する人もいるという。

 中国メディア・今日頭条は18日、「日本の運転手の習慣 自分の車でないのにタイヤやホイールをきれいに拭き掃除する」とする記事を掲載した。記事は「日本の運転手にはある習慣がある。それは、停車して休憩する際にバケツと雑巾を持ち出し、ホイールやタイヤをきれいに拭き掃除することだ」と紹介。実際に運転手がタイヤの前にしゃがみこんでピカピカに磨いている写真を掲載した。

 また「大型バスは会社のものであり、運転手の所有物ではない。それなのに、日本の運転手は熱心に掃除するのである」とするとともに「日本の路上ではボロボロの自動車を見ることはほとんどなく、車体はみんなきれいだ。これは、日本の経済発展レベルに関係しているとともに、運転手たちの自動車に対してしっかりメンテナンスしていることに起因するのだ」と説明している。

 記事を見たネットユーザーからは「日本人は何においてもまじめだ」、「物事に対する厳しい態度が日本人にはある。だから私は日本製品を買い続ける」、「これ本当だよ。旅行した時に見てびっくりした」といった賞賛が寄せられた。

 また、中国でもこのような状況が実現できるかについては多くユーザーが否定的な見解を示している。その理由は、運転手の仕事に対する意識の違いではなく「中国はホコリや泥だらけで、いくら拭いてもすぐタイヤや車体が汚れてしまうから、嫌になってやらなくなる」からだという。「日本では3カ月靴を磨かなくてもまだきれいなのと同じ。日本人が北京に来たら、車をきれいに保つのが嫌になる」といったコメントが見られた。ただ、「自分の車でもないのに」というタイトルからは、中国人と日本人の仕事に対する意識の微妙な違いを感じる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)