世界の様々な分野で「メイド・イン・ジャパン」の製品が活躍している。自動車や携帯電話など、製造業でも大きな存在感を示しているほか、スポーツの世界でも日本製の器具が広く愛されている。中国メディア・新華社は16日、「匠の心が日本のブランドを鋳造する」と題した記事の中で、世界のスポーツ界で愛される日本製品の一部を紹介している。

 記事はまず、「陸上の国際大会会場で、アスリートが使用する砲丸の多くが日本製だ。1996年アトランタ大会から2004年シドニー大会までの五輪3大会の男子砲丸投げメダリストはみんな日本の砲丸を使っていた。トップレベルの選手によれば、日本製の砲丸を使うと成績が1-2メートル伸びるのだという」と紹介。日本製砲丸の優れた点は絶妙な重心バランスにあるとし、「そして驚くべきことに、小さな工房で作られているのだ」と説明した。

 また、「同じように、普段は目につかないような製品で、サッカー審判員の使用するホイッスルがある。1982年のワールドカップ・スペイン大会以降、東京の小さな工場が生産するホイッスルが、W杯用ホイッスルとして指定されているのだ」と伝えている。

 そのうえで「小さな工房が世界トップレベルの製品を作り出せることから、日本人の『匠の精神』を見ることができる。それは、仕事に対する熱愛、畏敬であり、自身や他人に対して真剣に責任を負う態度なのである」と解説。「世界において真剣の2文字ほど恐るべきものはない。中国ブランドを育てる必要のある今、匠の文化と精神を継承、発揚し、確かな品質の製品を生み出さなければならないのだ」と論じた。

 昨年のリオ五輪では、ユニークで美しい見た目を備えた卓球台が話題を集め、それが日本のメーカーによるものであるとして注目された。他のスポーツにおいても日本製の器具が世界トップレベルの大会やアスリートの御用達になっている例はたくさんあることだろう。最高のパフォーマンスを発揮するには、やはり最高の道具が必要。だからこそ、品質へのこだわりが強い日本製品が選ばれるのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)