14日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第3節で、日本の川崎フロンターレは中国の広州恒大と1-1で引き分けた。試合はアウェーの川崎が最終盤で追いつき、広州としては勝ちきれなかった形だ。中国メディア・今日頭条は「広州恒大が中国人だけのチームになるのは夢のまた夢であることが分かった」とする記事を掲載した。

 記事は、広州が前半こそ試合を優位に進めたものの、後半に入るとコントロールを失ってしまい、相手のプレスを受けながらの展開でついにはPKでドローに持ち込まれたと紹介。川崎の先発メンバーは9人が日本人であり、選手たちにはしっかりとした基本に細かい技術、チームワークが備わっており、体力で上回る広州を合理的なサッカーで制圧したと伝えている。

 一方で広州はゴールもアシストも助っ人外国人で、攻撃の大多数は3人のブラジル人選手によって成り立っていたと指摘。「助っ人がいなければ、広州の中国人選手たちはおそらく川崎の相手ではなかっただろう。この試合で、中国と日本とのサッカーレベルの差が十分に露呈した。広州の国内選手は中国トップレベルだが、川崎の選手の多くは日本代表経験がない。許家印オーナーが掲げた2020年までに全中国人選手化の目標は、現在のレベルでは白日の夢に過ぎないようだ」と論じた。

 「全中国人チーム」計画を3年で達成するのは、記事の指摘通り現状では難しいかもしれない。もちろん今から中国人選手だけで試合をすればいいのだが、現状ではさっぱり勝てなくなるだろう。ただ、行動を起こさなければいつまで経っても変わらない。20年に達成できなくても、「3年後にどれだけ目標に近づけたか」が大きな意味を持つはずだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)