中国メディア・今日頭条は13日、「日本よ、あなたが恨めしい でもあなたに学ばなければならない」とする記事を掲載した。記事の筆者は、2週間に及ぶ日本滞在によってそれまで持っていた日本へのイメージがすっかり変わってしまったという。

 記事は、筆者が日本で2週間に及ぶ研修を受けた時の感想を紹介。歴史的な理由もあり、日本に対して何ら良いイメージを持たないままの初めての訪日だったという。しかし、「日本に到着してから、毎日日本に対する認知がひっくり返っていった」と綴っている。特に印象に残っているのが、細やかさ、安全意識、礼儀、そして、教育の4点とのことだ。

 「細やかさ」については、研修所に冷たい水しかなかったことに対して他の参加者が「お湯はないですか」と尋ねたところ、その場で謝ったスタッフが翌日までにお湯入りのポットを宿泊部屋や教室、食堂に備え付けてくれたと紹介。さらに、初めての週末の休みを無駄にしないようにスタッフが観光や飲食、ショッピングのプランを一緒に立ててくれ、休み当日も自分の休息を返上して全て付き合ってくれたことを伝えた。

 一方で「われわれにも細かい部分についての要求が出された」とし、洗面所や浴室の使用後にはしっかりと雑巾で拭いて次の人が使いやすいようにすること、トイレットペーパーはきれいに切って使うこと、ベッドシーツはちゃんとたたんでワゴンに入れることなどを挙げている。

 安全については、見学した保育園の避難訓練のエピソードを紹介。保育士がスピーディに自分と子どもたちに防災頭巾を被せ、腕に子どもを1人抱え、背中に1人背負いながら静かに教室と避難場所を往復し、数分で全員を避難場所に運んだ様子を見て大いに感じ入ったとしている。

 さらに、食事の際の「いただきます」という言葉から感謝の気持ちを学ぶこと、このような教育を小さい頃から家庭でしっかりと実践していることを印象に残ったとして伝えた。そして、「日本には、歴史的な証拠から愛国的な恨みを抱くが、リアルな観察ではわれわれに反省の気持ちを抱かせるのだ」とした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)