中国メディアの今日頭条は12日、日本はハイテク分野の一部製品を対象に、中国への輸出を禁じていると伝えつつ、中国にもレアアースがあるものの、お互いに対する切り札の強さという意味では、日本のほうが上であると伝えている。

 記事は、アジアの先進国である日本は「今なお多くの産業で中国をリードする立場にある」と指摘し、中国はハイテク製品の生産においては今も日本から機械を輸入せざるを得ない状況にあると紹介。

 さらに、経済成長を遂げたとは言え、精密機器や部品の生産は「中国製造業にとっての弱点」であるとしながらも、日本はこうした分野の技術が海外に流出することを明確に禁じており、特に軍事に転用されることを警戒しており、中国の軍需企業に輸出することも禁じていると論じた。

 続けて、軍事はハイテク産業と切っても切れない関係にあるとし、たとえば炭素繊維は非常に高い強度を持ち、腐食性も高いため、兵器など使用されると紹介。炭素繊維は日本発の技術であり、日本は炭素繊維の輸出を厳しく制限しており、「中国のような国にとっては日本が技術を独占していることは決して好ましいことではない」と主張した。

 さらに、過去には炭素繊維が使われた釣り竿ですら中国への輸出が禁じられたこともあると伝え、「いかに中国を警戒しているかが分かる」と主張。一方で、日本は中国から大量にレアアースを輸入しているものの、「レアアースは決して中国が独占している産業ではない」とし、かつて中国が日本への輸出制限を行った際、「日本はすぐに代わりの輸入先を見つけてしまった」と指摘、相手への切り札の強さという点で「一部のハイテク製品で独占的な技術を持つ日本のほうが上」と伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)