現代の日本人が使用している漢字が中国を起源としている文字であることは周知のとおりだが、中国メディアの今日頭条が8日付で掲載した記事は、古代日本は常に中国を模範として学んでいたにもかかわらず、現代の日本が春節を祝わないのはなぜかというテーマについて論じている。

 春節とは旧暦の正月を指し、現代中国においても1年でもっとも重要なイベントだ。記事は「中国の春節は一般的に旧暦1月1日から15日に祝われる」と説明、春節が中国にとって重要な日であるのなら、古代中国の漢字から深い影響を受け、現代でもそれを使用している日本が、なぜ春節を祝わないのかという疑問が生じても不思議ではないことを伝えた。

 記事は、かつての日本は中国と同じ太陰暦を使用していたと紹介し、同様に日本は春節を祝う文化があったと説明した。しかし、明治維新後に日本は全面的に西洋に学ぶことを始めたとし、このときから太陰暦つまり「旧暦」を廃して、新暦を採用し、新暦の1月1日を元旦として祝うようになったと説明した。

 また、日本のこうした変化に関連して「日本が強い国家を崇拝することは広く知られている」と説明し、古代においては唐王朝の時代に白村江の戦いで唐に敗れたために中国を崇拝し、また明治維新においては米国に脅かされたために西洋を崇拝するようになったと論じた。

 日本が強い国家を崇拝するゆえに強い国家の習慣を取り入れるという点を角度を変えて表現するなら、日本は他の国家から学ぶことに非常に長けている国家であるとも言えるだろう。変化することをいとわず、他国の優れた点を意欲的に吸収する態度は、古くから日本の長所として存在していたと言える。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)