昨今、中国のネット上では日本の農村に注目し、紹介する文章が数多く発表されている。まるで別荘のような家に住み、自然に囲まれながら経済的にも心理的にも豊かな暮らしをしている・・・といったようないささか誇張気味な紹介のされ方をすることがしばしばあるが、中国の人たちは、農村と都会の生活水準がほとんど変わらないことに最も感銘を覚えるようだ。

 中国メディア・今日頭条は11日、「日本の本当の農村風景」とする写真記事を掲載した。記事は、日本の農村で撮影されたと思しき6枚の写真を紹介した上で、その特徴について解説している。

 まず、「日本ではどの農村でも基本的に朝市が開催され、自家栽培した野菜や手作りの食品が販売される」と紹介。続いて、ランドセルを背負った子どもたちが学校から帰る写真を示し「彼らの衣服は、都会の学校の子と大差がない。そしてここでは、農村の教育レベルが悪いのではと心配する必要もなく、大部分の設備も都会と同じなのだ」と解説した。

 さらに、日本の農村における作物栽培には科学技術の要素がふんだんに含まれており、大規模な機械栽培によって農民の負担が大きく軽減されているとしている。また、景色がきれいに整っていて美しいほか、住居もそれぞれ異なるデザインながらも秩序があり静かな印象を受けると説明。「全ての家がそうだというわけではないが、農村の家屋はとても美しい」と伝えている。

 住居や風景の美しさもさることながら、「子どもたちの服装が都会と変わらない」という説明からは、中国の農村ではそうではないという考え方が伺える。日本にだって都会と農村の格差は確かに存在し、農村も多くの問題点を抱えているのだが、広大な中国では問題のスケールも大きく異なるのだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)